当院で可能な検査や設備など


1. カルテ
電子カルテシステムで、皆様の診療情報を必要な時にできるだけ早く引き出せるようにしています。
診察室のカルテ用と、受付用のコンピュータは一体型のシステムで、診察後のお会計を短時間で行うように努めています。

2. 血液検査など
通常の検査項目は外部の検査会社に委託しております。
血液のかたまりを防ぐお薬は何種類かありますが、そのうちのひとつで、古くからあるワーファリン というお薬があります。
ワーファリンをお飲みの患者さんで、ワーファリンがどれだけ効いているかの指標(PT-INR)と血糖値は
院内ですぐに結果が出る機械を用意しています。
急性心筋梗塞を発症早期に血液で診断する迅速診断キットも備えています。

3. 心電図検査
心臓病や高血圧症の患者さんの基本となる検査のひとつです(左端の写真)。

4. X線検査
当院の装置はCRというデジタル方式です。
フィルムを使いませんので、現像の時間が不要です。
このため、撮影結果が出るまでの時間が短縮されています。
画像専用のコンピュータに結果が保存されますので、当院で以前にX線撮影検査をお受けの患者様は、
過去の検査結果と比較することも容易です。

5. ホルター心電図検査
不整脈や狭心症の診断のため、24時間心電図を記録します。
昔とは違い、機械本体は小さくなり、診察券より小さくなりました(左から2番目の写真)。

6. エコー(超音波)検査
1) 心エコー検査: 心臓の働き、心筋梗塞・弁膜症・心筋症などの診断に有用です(中央の写真)。
2) 頸動脈エコー: 血管の壁の厚さを測定したり、プラーク(粥腫)の有無を調べたりすることで、
「動脈硬化の重症度」を評価する方法のひとつです。
また、この検査は脳に血液を送る頸動脈の狭窄の診断にも有用です。
以前は高度の頸動脈狭窄には内膜剥離術という手術を行っていましたが、
最近では頸動脈もカテーテルを使ったステント植え込み術が行える様になってきました。
こういう治療の必要のある患者さんの発見にも役立ちます。
3)甲状腺エコー
 甲状腺のエコーも当院ではよくおこなっております。
4) 腎動脈ドプラ
 高血圧症の患者さんの一部に、腎臓に血液を送る腎動脈に狭窄ができたために血圧が高くなる腎血管性高血圧症という病気があります。
 エコー検査が腎動脈狭窄の診断に役立つこともあります。

7. ABI(血圧脈波)検査
足に血液を送る血管に狭いところや詰まっているところがある人は、上肢より下肢の血圧が低下する場合が多いです。
こういう閉塞性動脈硬化症の診断に役立つだけでなく、動脈硬化の進行度(血管の硬さに関する指数、俗に言う血管年齢)もわかります(右から2番目の写真)。

8. (エルゴメーター式)運動負荷心電図検査
狭心症や不整脈といった病気の患者様でも、安静時の心電図に異常がみられないことはよくあります。
心電図を連続的に監視しながら自転車こぎの運動をして頂けば、ひそんでいる心臓病を診断できる確率が高まります(右端の写真)。

9. パルスオキシメーター
心臓や呼吸の働きが弱い方は、体内の酸素が不足する場合があります。血液中の酸素飽和度を採血せずに測定する機械です。

10. 呼気中一酸化炭素濃度測定器

吐いた息の中の一酸化炭素(CO)の濃度は、タバコをすっておられるかたでは高値になります。
禁煙治療の際に測定します。

11. 24時間血圧計(ABPM)
家庭血圧計では主として起床して早めに一回と、就寝前の血圧測定を行いますが、
1日の血圧変動の様子を確認する検査です。
夜間高血圧や、早朝高血圧の診断にも有用です。

12. その他

緊急時に備えて、当院では除細動機、心電図モニタ、気管内挿管ができる器具も備えております。







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